※この設定は、将来発売されるであろう同人誌「Zの書」用の物であり、サンライズ社オフィシャルの物では有りませんので、ご注意下さい。
MS先進国であった旧ジオン公国のMSには、建前上「白兵戦用に開発された」といわれる「騎士用MS」というカテゴリーが(公式に?)存在し、現実に騎士を自称する複数の強力な公国軍MSエース・パイロットと連邦軍MSパイロットとの交戦記録も確認されているが、大戦後、特に重視されてこなかった。
しかし戦後、連邦軍内部における精鋭部隊である事を自他共に認めるTitansの中では「Titansは、MSにおける騎士戦(エース・パイロット同士による格闘戦)に於いても各陣営中で頂点に位置する必用がある」という主張が教導団を中心になされ、この為の専用機の開発・配備が急務であるとされた。第一線級エース・パイロット達からのこの訳の分からない要求も、申請書類上は不備が無く、特殊仕様MSの事情に疎かった事務方はこの全くでたらめな仕様の無駄を見抜けなかった為、各種手続きを通過させてしまった。
まだ権勢を誇っていた時期のTitansにとってこの程度の計画の承認は難しい物ではなかった。ZRM型機は、当時Titans最新鋭主力MSのRMS-154A「BARZAM(バーザム)」(ゼダンの門仕様機)をベースに(Titans側)New GUNDAM Mk-II用に開発されていたジェネレータ、ZRM専用ムーバブル・フレーム、ZRM専用カスタムパーツに換装、R・Titaniumα23鋼製の実体剣、ビーム剣、GUNDAM Mk-III用ライフルを装備した機体で、RMS-154ZRM2131(初号機)「ザルツァ」、RMS-154ZRM2132(2号機)「クラオン」と、スペアとしてRMS-154ZRM2133(3号機)「ヴァレッタ」の3機が製作された。
2機のみの実戦投入を予定していた為、稼動維持用パーツが24機分製作された。しかし、Titansが連邦軍の中核から追われる立場となった為、実際には想定された戦場に投入される事は無く、仕様を応急的にSPN風に改め3機全機が最終決戦に投入された。
また稼動維持用パーツを中破したRMS-154A2110(一般連邦軍仕様機)の応急修理に正規部品の一時的な不足の為、使用したZRM仕様機のRMS-154EZRM2110(この簡易ZRM仕様機はフル規格のZRM型機と区別の為、特にEZRMと呼ばれる事がある)1機の実戦投入が確認されている。戦局の急激な悪化の為、EZRMのみ再簡易SPN化改修が間に合わなかった為、ZRM仕様で実戦に投入されたのは何とも皮肉な経緯である。2110号機は、ZRM仕様化した際、改修に携わったスタッフから「モレー」の愛称が与えられている。何れも最終決戦で未帰還との記録が残っている。
ま、RMS-154ZRMはRMS-154SPNと違い「Zの書」本編には登場しませんけど。。。








