アイリッシュtop.jpg 或る日のA.E.U.G宇宙戦艦アイリッシュ ※艦載機の受け入れ態勢を整えつつあるアイリッシュ

2006年10月11日

Zeta TEXT Zの書 試作SAMPLE 突然の追加版その10位? (061010+)

[試作]
※ 文章は製作中の為、仮の物であり、完成版とは異なります。

Zの書_題字B1.JPG

え〜、本日はアルゼンチン海軍の事でも…と思っていたのですが…
時間が無いので、困った時には、時間稼ぎで、その10位という
事で…。第一部 第1章 NEW SEASONSからの一部抜粋です…。

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とある柔道場

「たりゃーッ!!」

という掛け声と共に黒帯の柔道着を着た赤毛の青年が、高く振り上げた右足を接地させ軸足にしつつ、蹴り足の左足を畳を蹴った反動と腰の回転を利用し速度を増した回転跳び蹴りで木の板を打ち破った。そのまま空を舞い背中から畳に落ちるが、
即座に受身を取り、右手で叩き込みその反動を利用して華麗に起き上がった。
正座して練習の様子を見守っていた4〜50人程の白帯の柔道部員達から一斉に拍手と歓声が沸き起こる。

「さすが、ラパン! これじゃあキャプテン以上だ!」
「あやかりたいな」
「副将、もう一度!」

とその時、賞賛の歓声に紛れて、遠くから

「病欠します!」

の声が聞こえた。

静まりかえる道場。
副将と呼ばれた赤毛の青年は、道場の真ん中でその声に反応して、

「誰がだ!!」

と大声で声の主に問いかけた。

「ハイ、自分がです」

とその声の主、黒髪の青年が柔道部の出欠管理用のカードリーダー端末の操作を右手で行いながら答える。
端末からのピィピッ!という登録完了の音を確認すると同時に廊下を右に駆け出していく。
副将は

「おい、待て!」

と言って入り口付近にいた2,3人の柔道部員達を掻き分けて、黒髪の青年を追いかけ様とする。

「うおっ!とっと… うっ!」

しかし、虚をつかれた事もあり、柔道場の入り口を出たところで足が縺れて倒れてしまう。
廊下の交差部分を左折して駆け抜けて行く。何人かの学生やカップル達のたむろっている横、廊下をダッシュで駆け抜ける黒髪の青年。

「あぁ、わかったよ…」

校舎の出入り口付近、水色のタートルネックのトレーナーの上に黄色のカーディガン、ジーンズを穿いた右肩に胴衣を引っ掛けた青年が立って、左にいる友人と会話している。
黒髪の青年は、その会話をしている青年達の傍ら(左)をスリ抜け様としたのだが、
スリ抜け様とした瞬間、会話をしていた男が、不意に右手を伸ばし、走り抜け様とした黒髪の青年の左肩を掴んだ。

「うああぁ キャプテン!?」
「さぼる気か?」

黒髪の青年は左肩を掴まれたままだったので、左へ振り向いて答えた。

「病欠です!!」

柔道部のキャプテンは、左手に更に力を入れ黒髪の青年を自分の方向に完全に向けさせた。
驚愕した黒髪の青年は、キャプテンが次に何をするのかを察して、一瞬目を瞑ってしまった。次に目を開けた刹那、キャプテンの左手の甲が、黒髪の青年の左頬をひっ叩いた。
体の向きを変えさせた左手は、その勢いのまま右肩の上まで振り上げられていたのだった。

「ああっ!?」

うめき声をあげて黒髪の青年の体は背中を地面に向けて弧を描く様に宙を舞い、背中から地面に叩きつけられたが、鞄を抱えていない方の右手で地面を叩き受身をとり、体を右回転させながらキャプテンに正対しつつ立ち上がった。そのまま右方向に体を向けてダッシュで駆け出しながら…

「すぐ戻ります!」

と言った。
キャプテンは、やはり呼び止めようとして

「おい!」

と声をかけ1,2歩追いかけ様とするが、あきらめて…背を向ける、だが、何か違和感を感じて、振り向きつぶやいた…。

「あれで、病欠かよ…」

階段脇の手すりに女子テニス部員二人が腰掛けている横---
校舎から校庭に続く17段のコンクリートの階段を駆け下りていく。
そのまま緑と光に囲まれた校庭の芝生の上を左の小脇にベージュの鞄を抱え、ランニングペースで駆けていく…。

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今回も、アッザム風味でした…。

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