アイリッシュtop.jpg 或る日のA.E.U.G宇宙戦艦アイリッシュ ※艦載機の受け入れ態勢を整えつつあるアイリッシュ

2006年08月12日

006A的「ニュータイプ論の定義について」

ニュータイプ論の定義について
この記事は、006A氏によって「ニュータイプ論 始めます。」へコメント
(Posted by 006A at 2006年08月12日 15:37)された内容を転載した物です。
ご意見お待ちしています。


006A見解
1、ジオン氏(ジオン共和国の祖)の提唱説を有効とする。
2、富野監督(色々な意味でのガンダムの祖、もちろん原作者)の意見を
  参考にする。
以上を踏まえて新たな定義づけをする。

*注釈
 この場合、ねもさんのコメントにあったように、
 NT(ニュータイプ)=超能力者でない。

これは、賛否あって良いと思いますが、人類が戦争という生と死を分ける極限
状態におかれたときそれを、肯定的に受け入れたものが、その悲惨な状態を脱
しようとして発揮した感覚(能力)。(それには、人が宇宙と身近になった、
すなわち重力より、解放される必要もあった。)とする。
なぜなら、U.C以前には、超能力者がいたと言う記載は、あるが、ニュータ
イプが居たらしい記載がない為。

006A私見
人は通常、脳の機能の一部しか使っていない。
第6の感覚のような報告例が多数ある(肯定派)。
その上で、人が潜在的能力を発揮させる余地は、十分にあると考える。
人が、極限状態または、環境の変化でその力の一部を発揮した。
ただ、アムロとララアとシャア意外は、その感覚を真に共有できなかった。
そのため、NTの存在が、戦争の道具扱いで、疎まれた。
結論、現段階においては、第6の感覚的ものと考える。

業務連絡というか006A氏への私信

えー、業務連絡、業務連絡、006A氏。
こちら、ねもです。

シュツルム・ディアスへの形状変更要望もコメント下さーい。
顔をガンダム顔にしろ? いいですとも是非やりましょう!
パイロットをアムロにしろ、いいですともやりましょう!(<-何そんな事は言ってい無い? そうでした、そうでした。(笑))

って書いてたら、006A氏から下記コメントをもらいました…。

> アムロを乗せるって良いアイデアですね。
> それいただき!!
> ついでにガンダム顔にして下さい。
> (Posted by 006A at 2006年08月12日 17:00)

えーっ!シュツルム・γGUNDAM(しかもガンダム顔?)にアムロを乗せるっ
て…、どこ(第何章の第何部)で乗せるつもりですか? 疲れてるからって…
無茶言わないで下さいョ!あおりを受けて登場しなくなるディジェSE-R(ゼーテク版)とか、Zplus(ゼーテク版)の立場は…? どうしてくれるんです
か? 供養してくれるんですか?(<-意味不明) 実際の所、もう、設定と
か図像起こし済みなんですよ…(本当に"泣き"ですよ?)まぁ、ガンダム顔は
出来るとしても…。そんな訳で006A氏、御再考下さい。私が納得出来るシナリオだったら変更受け付けます。

あっ!でもそのパート006A氏が書くのか?(キラーン!)だったらやってもい
いですよ。



2006年08月10日

ニュータイプ論 始めます。

本当は、「核融合炉と原子炉」を先にやろうと思っていたのですが、
諸般の事情で、こちらの立ち上げが先です。

※編注:例に漏れず、この記事も、立ち上げ直後で記事数が(まだ?)
 少ないので、ルロイさんとこのブログ「がんだまぁBlog」にコメント
 した内容を掲載しております。

引用の " > "以下の発言が「ルロイさん」で、それ以外が「ねも」発現です。
たぶん、議論というか考察は今後もルロイさんとこのブログで行なわせて
もらいますが、ここは、ミラーみたいなもんだと思って下さい。

では、スタートです。

【NT3-1】
"共振"(="感応"?)について
> ニュータイプの理解は相互的であり、受信と送信が一致しな
> いとその感応は発動しません。

オフィシャルズ記載の「ニュータイプ」の定義とか解説を
ベースにすると…、

サイコミュによって(電気的に)増幅され、ミノフスキー通信を
用いて(機械語には未翻訳で)発信(ビット制御用)された
ララァの感応波をアムロが感知した事で共振現象(共鳴現象とも)
が生じた。

サイコミュによる増幅を伴わずに生じたNT同士の共振現象では、
(相手NTの)存在の総体の輪郭を感じるにすぎない。
相手NTを「プレッシャー」、「不快感」レベルでしか認識出来ない。

エルメス・ビットのオールレンジ攻撃のエリアにいた連邦兵士の
中でニュータイプ的素養のある(感応波の感知力が低い)者は
「圧迫感」や「頭痛」を感じた。

つまり、「NT能力者同士が生身で対峙してもアムロ、ララァ間で
起こった様な強い"共振"(="感応")は生じない」と言う事の様
です。

周波数とチューニングについて
> 要するに、いわゆるラジオの周波数みたいなものがニュータイプ
> にもあるんだと思います。それをチューニングすることで、ニュー
> タイプ同士が「分かり合える」状態に入るのではないでしょうか。

Z(エゥーゴ)時代のクワトロ、カミーユ、アムロは、志がかなり
近しい存在(周波数がチューニングされている状態?)で、NT能力
もTOPクラスと文句の無い3人、距離も問題無しであったにも係わらず
この3人の間には、終ぞアムロ、ララァ間で起こった様な強い"共振"
が生じたという描写は無かった様に思います。

> たまたま周波数が似ているニュータイプも存在し得るでしょう。
> アムロとララァのように意図せずに通じ合ってしまうんだとおもいます。
> そしてそれは、おそらく「生物学的に相性がいい」ということなんじゃ
> ないかと思います。

NTは、オールドタイプ(OT)に比べ、「洞察力」と「状況認識力」が優れている。
この能力は、
・人の間の意思疎通をより円滑な物に出来る。
・誤解無く"事物の総体"を認識する事を可能とする。

「生物学的な相性の良さ」等のレベルに左右されず、"安定してコミュ
ニケート"(相互に正しく感知・認識)出来る能力こそがOTとNTの根本的な
差だと思うのですが…


人類全てがNTになったとしても、強い"共振"は、サイコミュが間に介在
しなければ生じない。生身のNT同士の"共振"ではNT能力が強いとされる人の
間でも、他人の心を覗ける状態には至らない。「感応波」での通信(NT能力の
使用)は「疲労」をもたらす。なので、一般的な意思疎通は言語(話言葉、
書き言葉)を使用せざる得ない。と思います。


「ニュータイプ能力で嘘をつく」人間について
> 意図とは違う脳波を発して相手を誤解させるということなんでしょうが、
> そこまで脳波をコントロールできるのかなぁと思います。

多重人格者で、かつ、NTなら可能でしょう。NTの定義に背反しません。
(どの人格が主かが問題では有りますが)

> ジャミングのような形で、妨害感応波を出せる人間なら生まれる可能性が
> あるのかなと思います。もっとも、これは人間より先に機械で実現しそうな
> 気もしますけどね。

精神を病んだ(気が狂った)NTの感応波を発信(ハッキングされたらファンネル
・ビットが暴走するかも)すれば、目的は達成出来るでしょうが、ジャミングなら
やはり機械で行なった方が安全・確実ですね。

上記の様な一部の例外を除いて、単純な「ニュータイプ能力で嘘をつく」は、
NTの定義「誤解なく分かり合うことができる」と背反していると思います。
このケースでは、「誤解無く"事物の総体"を認識する事」は、"相手(騙そう
とするNT)が、意図的に情報を乗せて、自分(感知者)を誤解させようとして
いるという事自体を自分が正しく認識出来てしまうという事"に他ならないからです。


サイコミュ:NTパイロットの「感応波」を受信し、「機械語」に翻訳
するインターフェイス。

ミノフスキー通信:感応波を電気的に増幅し、発信。ミノフスキー粒子の
振動を利用。

ニュータイプについて議論するとき、用語は設定中で使用されている物を使って
いただけたらと思います。自分としては、"電波"通信(=サイコミュ(オールレンジ
攻撃)能力?)、"受信"(=感知?)の使用が引っ掛かりました。
"電波通信"はOT(我々も?)が一般に使う通信手段の"電波通信"と混同の可能性が
有ります。感応波も大枠では電波の一種に過ぎないのでしょうが…。


【NT3-2-1】
前提
> 人類全てがニュータイプになった世界は、
> おそらく宇宙世紀から千年から万年単位の
> 時間が過ぎている。そのくらいの時間は
> かかってもおかしくありません。

なるほど、前提が違っている様ですね…。
 自分的には、「人類全てがNTになった世界」の実現には、
そんなに時間を必要としないだろうというのが前提として
あります。 NTが"種"として(体の構造的に)異なるのなら
進化に万年単位の時間は必要でしょうが…。

・OTとNTの生物学上の差異は存在しない(=小進化ですらない)
 つまり肉体的には既にNT READYの状態だと思われる点。
-> NT能力とは脳の機能の使い方(運用ソフトウェア的な物)
  の変化か追加ではないでしょうか? (強化人間=人造NTも
  薬物投与や記憶操作以外の肉体的な差異は劇中の描写で無
  かった事からも)なので、"覚醒"と呼ばれていると…。
   だとすると、OTからNTへの覚醒(進化)は爆発的に伝播
 (感化・感染)する可能性が秘められていると思います。
 「複数のメガ粒子砲を回避するジオン兵の存在」や「アムロ・
  WBクルーの描写」をその兆しと捉える事も出来るのですが…。
   ただ1st以降、続編作り(1stのラスト否定し)まくりなの
  で、それ以降、ターンA とかガイア・ギアまで(?)、この
  進化の速度は鈍化している様ですが(笑))

・生まれたときからNTという存在もいない(必ずOTからNTへ段階を
 経ての覚醒)と思われる点。つまり種としてOTとNTは別では無い
 と思われる。
  仮に赤ちゃんNT(生まれた時からのNT)が存在したとして、
 成人NT(クェス位の年齢以上)との"共振"が何をもたらすのか?
 "共振"自体は出来ても言語を習得していない存在との間で
 どこまで相互理解が行なえるのか?未知数です。

>> サイコミュ
> 大概の共振現象はサイコミュを介さないと説明できない
なので、必ずしもニュータイプはサイコミュを介す
> 必要はないと思っています。

"サイコミュ"は、"共振現象"のレベルが少なくとも2つ以上あり、
その場合分けを行なう為に引っ張り出しました。
(1)強い"共振"=サイコミュを介した場合に起こる。アムロ・ララァの
 様に、相互に相手(他人)の心を覗ける状態に至る。
 但し、途中でどちらかが"共振"を拒絶すれば解消してしまう。
(2)通常の"共振":サイコミュを介さない。相手NTの存在を輪郭的「プレッ
 シャー」、「不快感」にしか認識出来ない。相互に相手(他人)の
 心を覗ける状態には至らない。

> 唯一にして最大の例外が「ア・バオア・クーにおいてWBクルーを
> 導いたアムロ」 このときの彼は明らかにサイコミュを介していな
> いんです。

ご指摘の通りです。が、このシーンはアムロとカツ、レツ、キッカ間に"共振"
があったかどうかという問題で、アムロと他のWBクルー間に"共振"は無かった様です。

・アムロはWBクルーと彼等の周りの状況が認識出来ている。
・アムロはWBクルーに感応波を用いた語りかけが出来ている。
 (ブライトのセリフ「アムロが呼んでくれなければ…」「セイラやミライの
 方が聞こえるんじゃないのか?」「…セイラの方が我々よりよほどニュータ
 イプに近いはずだ。捜してくれ、アムロを」と、セイラ のセリフ「で、でも、
 どうやって?…わからないわ」 からNT同士の交信(会話)では無く、一方向の
 語りかけと判断)
・カツ、レツ、キッカの3人は、ラスト付近で、アムロを探そうとして、アムロと
 その周りの状況を認識できている。
・カツ、レツ、キッカの3人は、アムロに感応波を用いた語りかけが出来ている。
(これがアムロとの感応波による交信(会話)であったかは不明、上記のアムロ
 同様、一方向の語りかけである可能性が高い。Zで3人がアムロと再会時に
 ア・バオア・クーで、アムロとNT能力で会話が出来たとか、分かり合えた等という
 発言・エピソードが無かった為)

つまり、アムロは、WBクルーをNT能力で"認識"し、(感応波で)"語りかけ"して
いますがWBクルーがNTとして覚醒していない為、"共振"はしていない。

 カツ、レツ、キッカは、アムロをNT能力?で"認識"し、(感応波で)"語りかけ"して
いる様ですが、双方向での会話はしていない様に見受けられます。
 3人が覚醒したかどうかですが、一時的に完全なものだったのか、不完全なもの
だったのかを含めて不明です。
この時の"共振"は、生じていたとしても、カツ、レツ、キッカからの一方向の語り
かけ程度で有り、「相手NTの存在を輪郭的にしか認識出来ない」と大差ないレベルで
有る様に思います。



>> カミーユ・クワトロ・アムロ
> 上で述べたようにアムロとララァは極めて特殊なケースですので、
> 彼らが同じように共振することはありえないかと思います。

 彼等が強い"共振"を出来なかったのは、あくまでもサイコミュを
介する機会が無かっただけだと思います。

 アムロはサイコガンダム(サイコミュ)を危険なマシーンだ等と
のたまって物理的に避けていましたし(笑)。
(でも、良々考えるとあの時、カミーユでは無くてアムロやクワトロ
がフォウ(や他の強化人間)と強い"共振"をする可能性も有ったん
ですね。。。そうなっていたら面白かったかも(笑))


>> 「ニュータイプ能力で嘘をつく」人間
ルロイさん宛にコメント(反論?)しても詮無き事は分かって
いましたが、書いてしまいました。申し訳ないです。
ただ、(富野監督作品としての)ニュータイプの定義が確定してい
ない状況で、基本的な定義に背反する様な設定を(アイデアとして
面白いからと)富野監督以外の人が、オフィシャルとして拡大解釈
的に追加する事を認めていると取り留めが無くなる気がして…。
(富野監督がコミック「機動戦士Vガンダム外伝」のニュータイプ
描写は100パーセント正しいとこれも自分のニュータイプ感と合うと
公認(全肯定という意味では無く)してくれると、それはそれで解釈
するのですが…)


【NT3-2-2】

>> サイコミュ
> もっとも、人類全てがニュータイプとなった世界での
> サイコミュがどうなっているかというのはもう少し掘り
> 下げる必要があると感じています。

サイコミュがNTの覚醒に大きな影響を持っている以上、
サイコミュの小型化と、普及は不可欠で、万年単位の後で
あれば、サイコミュも携帯電話内蔵(<-って書いてて、
NTにはいらないのか?とか思って笑ってしまった)とか、
腕時計に内蔵とか、既に人工蛋白質で出来てて体内埋め込み
が出来る位小型化が進んでいるかもしれませんね。

NT能力が進化の必然であるならば、代を重ねる毎にNT能力
(感応波)も強くなっていくんでしょうね。


>> アムロとララァ
> これは話題がずれることもあり別の機会に一度語りたいと
> 思っているんですが、

その時には、誰か別の方がルロイさんと考察をされている事を
祈っております <−ウソです。(笑)

> 不幸なことはそれが一番最初のニュータイプ同士の出会い
> だったが故に、

ルロイさんも「密会」は読まれていると思いますが、
一番最初のニュータイプ同士の出会いは、シャアとララァだと
思います。
 で、エピソード的には、描かれてはいないと思いますが、フラナガン
機関(?)で、NTパイロットとしてエルメス・ビットシステム(サイ
コミュ)訓練中に、シャアとララァは、一番最初の強い"共振"を
起こしているのではないかと思えるのです。
第何話だか失念しましたが、ララァが「大佐が私の心に触った感じ
なんです」とか言っていたので…。でも、その後に続くシャアのつれない
返事からすると無かったのかもしれませんが…、(それともシャアの照れ隠し?)

アムロとの強い"共振"が起こった時も、強い"共振"が起こった事よりも
シャア以外の存在(NT)との間に強い"共振"が起こった事に困惑して
いる様な「これは?これも運命なの?アムロ」「なぜ、なぜなの?これが運命
だなんてひどすぎるわ」セリフ です。

このとき、シャアも確か「奴との戯言は止めろ」とか言っているので、
"共振"は経験済みっぽいんですよね。

> その後のアムロとシャアのニュータイプ観をかなり歪めてしまった
> のではないかと考えています。

まぁ、アムロもシャアもララァ・ショックにかなり引きずられた様ですね。
その捩れがハマーンとクェスを毒牙に掛けたと…。

> しかし、NT同士でもやはり相性はあるだろうと。
> でなければ、シャアとハマーンはあんな関係にならなかっただろうと(笑)
> このあたりは「ニュータイプと恋愛」ということで今後に持ち越す予定です。

NT同士の相性の存在についても否定するつもりはありません。
感応波にも周波数帯(高低の幅)が有るでしょうし、オーラにも色がある様にNTにも色というか性質がある事は想像に難く有りません。

> それを分からなかったのがアムロやシャア、シロッコ達であり、
> それを理解できたのが新訳カミーユであるということです。
アムロについては「結婚しているアムロなんて見たくない」という製作側の
都合が(ベルトーチカ・チルドレンがチェーンの子へ変化)そうさせたという
点もあり、3人に比べ新訳のカミーユだけが理解できたというのは言い過ぎな
感じがします。
新訳カミーユの解釈については、DVD入手後2、3度見直してからにしようと
思います。

> 人は言語を得たが、言語で嘘をつくものが現れた。
猿とか一部の動物もコミュニケーションの一つの形態として嘘をつく場合が
ある様ですね。

> 所詮人類全てがニュータイプになったところで
> 人はいつまでも人なのかもしれない…という話です。

そうですね。ニュータイプといってもメガ粒子砲を全部かわせる訳では無く
所詮は人でしかないという事でしょうね。

>> ミノフスキー通信
> これは実は極めて眉唾な設定だと思います。

それを言ってしまったら実も蓋も有りません(笑)。
まじめに考察した事のある人であれば、程度の差こそ有れ、眉唾な設定だと
は思っていると思います。


【NT3-2-3】
そして…、NT3-2-3

> ニュータイプ論を語るときの最大の障害は、
> 一人一人ニュータイプの前提が違うということです(苦笑)

そうですね。
しかし、「科学的NTを突き詰めて行く」という様な目標が定まれば、
「前提(定義)」は、すり合わせというか収束して行く様に思います。


> なのでみんな避けるんですよね。

 ニュータイプ論を避けるだけならまだしも、
プロもアマもGUNDAMの名を冠する作品でNTを出さないとか…
困ったものです。だったら別の作品の世界観で勝負すれば
いいのに…と思います。
 ガンダムで商売をするのならば、ニュータイプについても真剣に
設定して、安易にニュータイプ描写からの"逃げ"をしないでもらいた
いものです。
 NTの科学的描写についていえば、富野監督以外の人が真剣にやった
方が、上手くコントロール出来る可能性があると思います(苦笑)。


> 特に劇中の描写が一番信用ならない
>(どこまでが演出で、どこまでが事実なのか…)ので、

 たしかに、NT能力の描写については、主人公視点での心象表現
なのか、演出上の表現技法なのか、客観的な描写なのか、捉え方が
違うと結論も違ってきますから…悩ましいところです。


> できるだけ科学技術の側面だけで語らないと
> まともな答えにはならないだろうと思います。

「科学技術(の側面)」も1stが製作された当時のレベルから、現在
までの間に進歩(科学常識も変化)しているので、どの時代の「科学
技術」をものさしに0080年代の「(SF)科学技術」を文字通り推し量
るのか?(作中の想定-未来的描写が現実の科学技術に追い越される)
というのも問題になります。

サイコミュの設定とか、後付け設定された物の中にも苦しい物がある
ので…、(公式(?)設定の矛盾点を科学的な視点から論破して)いろ
いろ考察する余地はあります。


>じゃあミノフスキー粒子を散布しないと
>ニュータイプは感応できないのか、という話になってしまうんです。

> NT能力をミノフスキー粒子散布下限定と考えると、
> まるでこの話が面白くなくなってしまうので(笑)

NT機(1st時のエルメス=無線タイプとそれ以外の有線タイプの事ですが)
によって「サイコミュ」「ミノフスキー通信」を利用したシステムに多少
の違いがあり、劇中の描写と矛盾させない為、同じ本の中でも記載ページ
により「サイコミュ」と「ミノフスキー通信」の定義は変わったりして
いるのですが、
「サイコミュ」や「ミノフスキー通信」の中で、「感応波を電気的に
増幅し、発信」という技術は、ミノフスキー粒子の散布・非散布に
左右されない部分なので、ミノフスキー粒子が散布されなくても
強弱の"共振(感応)"はどちらでも起こりうると思いますが、どうで
しょう?

ビット兵器の誘導(ミノフスキー通信利用)こそ、ミノフスキー粒子の
散布・非散布の影響をモロに受ける筈なのですが…、


「NT能力の強さ」は、自意識の相手方向への「共感」度に左右される。

>実際のところは、ロンデニオンでアムロがシャアに気づかなかったり、

先日、7/8(土) 24:20(放送時間は確か多少変更…) NHK総合で、
「解体新SHOW」という番組を見たのですが、その中で「自分でくすぐっ
てもくすぐったくないのはなぜ?」という疑問が取り上げられていました。

論を進める為、NT論に関係しそうな部分のみを一部抜粋・特化した
要約を記載します。要約に関しては、とある方(ぷ○んちゃん)のブログ
を参照しました。

先の答えは、進化の中で、「自分自身による触覚」と「他者からの触覚」を
分ける能力が発達した為という事です。

「くすぐりを感じるのは心因的な要因が大きい」
・面識が無い人同士よりも、仲の良い人同士の方が、よりくすぐりが働く
・緊張しているとあまりくすぐり効果は働かない

相撲の組みあい等で、相手の手が自分の脇に触ってもくすぐったく無いのは
自分の意識の内で相手への"共感"よりも"戦い"という意識が強いからだそうで、
自分的には、このあたりがNT同士の"共振・非共振"を考える上でも鍵になる
のではと思います。

プレゼンターの劇団ひとり氏も「くすぐりは人間の重要なコミュニケー
ションツール」と言われていました。

NTの"共振(感応)"と、人間の"くすぐり"は、その本質(重要なコミュニケー
ションツール)において、非常に近しい存在に思えます。

NTは決して万能人間では無く、ロンデニオンのケースでは、
NT同士の共振(感応)も、自分(シャア)から相手(アムロ)への意識の向き
が"共感"では無く"戦い(挑発)"的性質の物であった為、NT能力は十分に
働かなかったと思えるのです。

サイコミュの操作も、親機(ララァ)から子機(ビット各機)への意識の向き
が"共感"であった為にサービスが成立していると考えると、いろいろと上手く
解釈が出来ますが…、

1st時のミライも自分から相手(アムロ)への意識の向きが"共感"であった為、
アムロとアムロの周りの状況を正しく認識出来た。 -> だっちんZさんのミライ
最強NT説へと続くという訳です?

つまり、シャアも富野監督もNT能力を最大限引き出す方法を勘違いしていた
為、その後、アムロ(本来描いたNTの輝かしい未来)と"共振"出来なくなって
しまったという事では無いでしょうか?

番組自体は、7/23(日)23:25から再放送が有る様なので、興味の有る方は
どうぞ。


>大きな戦乱がなくなってニュータイプが現れなくなったことを踏まえると、
>確かにニュータイプはミノフスキー粒子散布下限定の存在と
>考えることができると思います。

戦乱(戦場という環境)は、NT発現を促すの一つの要因ですが、人類の宇宙
進出も一つの要因といわれています。(その割にララァもクェスも地球出身
で、ギュネイはスペースノイドのくせに強化人間)。

 OTからNTへの覚醒が、人類の「"群"としての心の進化」、つまり、他者との
コミュニケーション能力の進化(誤解無き相互理解能力の獲得)であり、
人がその為に肉体(容器)の持つ本来の力を得ようとする事、感覚器官、脳の
使い方(認知力の拡大や予測能力の向上、情報の共有化)など、OTとしては
自覚し難い物を新しい「(第6感や虫の声的)感覚」の強化(=日常化と精度の
向上)だとすると、その進化の方向・流れが必然であるならば、一度始まった
進化は周りの環境が大きく変化しない限り止まる事は無いのではないでしょうか?

 最初の大きな戦乱(一週間戦争)そのものが、OTとしての人類の(相互理
解能力的な)限界ゆえに起きたとすると、NTとしての人類への進化は、大き
な戦乱を避ける為に必要不可欠な能力の獲得を意味します。


> 結局のところアムロもシャアも、
> たまたま発現した超能力をニュータイプと勘違いしちゃった
> おめでたい人という結論になってしまうわけですが。

これは、富野監督が、
・1stの時点で「NTの定義付け」を"きっちり"行なわなかった事、
・「NT能力の描写」を"厳密"にコントロールしなかった事、
・1stからZへの繋ぎの「空白の7年間」を設定として十分に消化出来ない内に
 Z(TV版)を製作してしまった事
(NTとして覚醒していたと思しき人物が、続編では何故かOTのままだったり…)
が原因だと思います。
「勘違いしちゃったおめでたい人」というには、「NTはエスパー(超能力者)
では無い(富野監督談)」らしいので…、アムロもシャアも可哀想すぎます(笑)。

ジョっ。

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